エクスペディア・ホールディングス(木村奈津子代表取締役)は15日、「日本の旅行市場の動向」を発表した。
木村氏はアウトバウンド市場について「アウトバウンドの需要は緩やかに増加しており、24年第3四半期(7~9月)の(エクスペディアのサイト内での)検索数は前年同期比で10%増加した」と指摘。
その上で「同時期における検索数に基づく海外旅行先の人気トップ3は、ソウル、台北、バンコク。移動にかかる時間が短く、円安の影響を受けにくいアジアの旅行先が人気を維持している。また昨年比で検索数が大きく伸びた旅行先トップ3は、ダナン(65%増)、グアム(45%増)、バリ(40%増)。日本からの直行フライトの増便があったことが理由の一つとしてあげられる」と分析した。さらに「大谷選手効果でロサンゼルスの人気が上昇し、昨年同期比で検索数が30%増加した」と述べた。
会員向け記事です。
The post エクスペディアが「日本の旅行市場の動向」発表 大谷効果でロス人気が上昇 first appeared on 観光経済新聞.