ジャパネットホールデングスグループのリージョナルクリエーション長崎(長崎市、岩下英樹社長)は11日、「長崎スタジアムシティ」のスタジアムとアリーナのほぼ完成した姿を報道陣に公開した。
長崎駅から徒歩10分ほどの場所にある同シティ(敷地面積約7・5ヘクタール)はサッカースタジアムを中心に、アリーナ、オフィス、商業施設、ホテルなどからなる大型複合施設で、10月14日に開業予定。
サッカースタジアムはJリーグのV・ファーレン長崎の本拠地となり、約2万人の観客を収容できる。ピッチから観客席まで最短で5メートルと近く、「日本一ピッチに近いスタジアム」という。
アリーナはBリーグ・長崎ヴェルカの本拠地で、最大6千人を収容する可変型の多目的ホール。スポーツイベントのほかコンサートや展示会でも利用できる。
また、日本初となるサッカースタジアムビューホテル(243室)も併設し、客室から試合が観戦できる。6月7日から長崎スタジアムシティ公式アプリで宿泊予約の受け付けも開始。
敷地内の地下1500メートルから湧き出る天然温泉を楽しめる施設や、日本初のスタジアム上を滑走するジップライン、地元食材を使ったレストラン、ショップなどもそろい、1日かけて楽しめる施設となっている。
リージョナルクリエーション長崎プロジェクト推進部の藤沢翔部長は、「サッカーの試合のない日は、スタジアムを子供たちが芝の上で遊べるように一般開放することも検討している」と話している。
10月13日には、同市出身の福山雅治さんによるこけら落としライブが、2万5千人を無料招待して開催される。
完成間近のサッカースタジアム。後方の右の建物はスタジアムビューホテル
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