人手不足とコスト高騰の課題を解決
業務用厨房機器メーカーのラショナル・ジャパンは、スチームコンベクションオーブン(スチコン)「iCombi Pro」と、多機能調理器「iVario Pro」を旅館・ホテルに提案。厨房で使用するメリットを訴求している。
同社によると、「今、宿泊施設の厨房は、インバウンド需要の回復などもあり人手不足が深刻な状況。また、原材料費や、エネルギーコストの高騰も負担となっている」と指摘する。「この二つの製品を使えば、そのような課題の解消に貢献する」とアピールする。
iCombi Proは、蒸気と熱の組み合わせで調理を行うスチコン。1台でベイク、ロースト、グリル、スチーム、フライ、ポーチなどのあらゆる調理が可能。自動調理モードの搭載で操作は簡単、加熱調理の効率化を図る。柔軟な調理計画を作成し、オペレーションを簡素化するほか、全モデルで「EnergyStar認証」を取得。約6年前のモデルと比較すると平均で約35%、エネルギー効率が上昇。HACCPにも対応し、6カ月分の調理データを自動で記録する。自動洗浄を搭載しているので、洗浄も簡単。
一方のiVario Proは、焼く、煮る、炒める、揚げる、圧力調理などの幅広い加熱調理をたった1台でこなすことができる多機能調理器。従来の調理機器に比べ4倍の高速化、最大40%のエネルギー削減を実現。監視の手間をかけずに高品質の調理が可能。この1台でコンロ、鍋、フライパン、フライヤー、圧力鍋などの働きをするので、厨房環境が改善される。特許取得済みの加熱システムにより、0度から200度に到達するまでわずか2分半しかかからない。そのため、作業時間の短縮にも貢献する。
両製品はともに、時間のかかる料理は営業後の夜間を利用してじっくりと火入れする。庫内の状況は製品自体が監視、管理するため調理スタッフは立ち会う必要がない。
この2台でほぼすべての加熱調理を完結でき、そのメニューは100種類以上で、従来の調理機器と厨房スペースを削減。均一な仕上がりで高品質な調理を行い、歩留まりが高く、食材にかける費用を抑える。
操作は簡単で、独自のカスタマイズが可能。オペレーションを簡素化するほか、作業の負担を軽減し、ストレスを低減。人為的ミスを防止する。経験豊富なシェフでなくとも操作可能だ。
同社では導入前に両製品を体験できる無料の調理実演会を全国各地で開催している。
スチコン iC o mb i Pr o
多機能調理器 iV ario Pr o
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