山代温泉観光協会(石川県加賀市、151会員)は1日、同温泉の旅館「みやびの宿加賀百万石」で通常総会を開いた。来年迎える開湯1300年や大阪・関西万博に向けて、「誘客の礎をつくる1年とする」など、2024年度事業計画を承認した。2年間の任期満了に伴う役員改選では、和田守弘会長(たちばな四季亭)=写真=を再選した。
同協会は昨年の通常総会で「山代ならではの価値をみつめなおし、磨きなおし、魅力をつける」をコンセプトとした「山代温泉中期ビジョン計画2023―2030」を発表した。今年度はビジョンの具現化を推し進める。
同温泉を見下ろす丘にある公園「萬松園」が来年9月、「あいうえおの杜(仮称)」として新たにオープンを予定。北陸新幹線の加賀温泉駅開業効果を確実なものにするため、さまざまなチャネルを使った関東圏などへの誘客活動を行う。外国人向け体験コンテンツの企画などインバウンド対策、来年の開湯1300年記念イベントの企画立案なども進める。
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