旅が人生。そう語りながら旅の達人として世界各国を巡ってきた旅行作家の秋山氏が、約半世紀にわたって体験したことを見たまま、感じたままに多彩な言葉でつづった、初めてのエッセイ集。
エッセイは一つ一つ独立したエピソードで、韓国最大の島・済州島の人々の暮らし、初めてアイスランドを訪れた時のこと、ブルネイの文化や市場など50編を紹介。旅先で出会う風景や食、出会う人びとの暮らしを通じて感じたことや、考えたことを深く掘り下げ、日常生活では得られない新しい視点や発見を提供している。
シンプルでありながらも秋山氏の深い考えが込められており、自分自身の旅や人生を振り返るきっかけになるだろう。
Ｂ6判208ページ。定価1815円（税込み）。発売＝新典社。
The post 【本だな】旅にでる、エッセイを書く 秋山秀一著 first appeared on 観光経済新聞.