あなたはお宿の経営者になった日のことを覚えていますか。親から引き継いだのでしょうか。それとも幹部からの昇進人事でしょうか。または新規立ち上げでしょうか。
いずれにしても、相当の覚悟を持ち、大きな希望をもってその日を迎えたことでしょう。
それからかなりの期間が過ぎた今、あなたは経営者としての思考や行動が当時と大きく変化していることに、気づいていますか。
当時は小さかったあなたの子供も、いつの間にか成人して都会でサラリーマンになっています。果たして彼はお宿を継いでくれるのか、そろそろ話もしなくてはならない時期です。でも今の宿の状況を考えると、どうするのがベストなのか悩んでしまう。このような心境の方は多いでしょう。
ここ数年赤字が続いている。資金繰りがままならない。従業員の問題が後を絶たない。
このような悩みがこれから先もずっと続くのかと思うと、経営者の思考や態度、行動はさらに良くない方向に向かいます。そして家族や従業員にも悪影響を与えていきます。
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The post 【失敗の法則から学ぶ~宿経営者の仕事大全25】経営者の悩みをリセットするタイミング 孫田 猛 first appeared on 観光経済新聞.