明星観光バス(京都市)と、JTB、京阪バス、日の丸自動車興業の共同事業会社であるスカイホップバスマーケティングジャパンは1日、オーバーツーリズムによる京都市内の公共交通混雑を緩和するため、期間限定でコースを増便した。
現在、スカイホップバス京都はレッドコース(メインライン)に、二条城・金閣寺へのアクセスを目的としたグリーンコース(ウエストライン)、銀閣寺・平安神宮・清水寺・三十三間堂を巡るパープルコース(イーストライン)の計3コースを運行している。
10月1日~12月31日の期間、観光庁補助事業の実証運行として、パープルコースを1日2便(午後の運行のみ)から6便(午前、午後に3便ずつ運行)に増便するとともに、「パープル券」を販売し、東山エリアのアクセス改善と利便性向上を図る。
両社は「京都駅発9時から10時20分までは、レッドコースと合わせて20分間隔で5便(レッド3便、パープル2便)が出発するため、利用者の分散と東山エリアの速達性が期待される」と話している。
パープルコースのバスに利用できるパープル券は大人2500円、子供1300円。銀閣寺から京都駅の間はレッドコースのバスにも乗車できる。
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