沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は、1954年に前身の「沖縄観光協会」が創設され、2024年1月に創立70周年を迎えた。7月1日には、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで記念式典を開催した。
記念式典には観光関係者など約500人が参加。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏、ツーリストシップ代表理事の田中千恵子氏の講演も行われた。
今後、70周年に関連したイベントを展開する予定。OCVBウェブサイトの創立70周年特設ページなどで情報を発信する。
記念誌「沖縄観光&OCVB 70年の歩み」も発行した。組織変革、歴代会長をはじめ、沖縄本土復帰前から現在までの沖縄観光に関する出来事を年表形式でまとめた。現在の各部署の取り組みや、観光客数、観光収入などの観光データも紹介している。
記念誌のあいさつ文に下地会長は「これまで沖縄観光の発展に尽力されたすべての関係者に心からの敬意を表します。沖縄観光は2020年から新型コロナウイルスの世界的流行による未曾有の危機を経て、新たな時代を迎えております。OCVBは、質の高い観光の推進に取り組み、社会・経済・環境のバランスが取れた『世界から選ばれる持続可能な観光地』を目指してまいります」との言葉をつづった。
式典であいさつするOCVBの下地会長
OCVB創立70周年記念誌『沖縄観光&OCVB 70年の歩み』
The post 沖縄観光コンベンションビューロー、創立70周年で記念式典 記念誌「沖縄観光&OCVB 70年の歩み」も発行 first appeared on 観光経済新聞.